macOS 10.13.4以降でFlextivityを許可する方法

macOS 10.13.4以降でFlextivityが正常に動作するためには、各端末上でユーザがフルディスクアクセスを有効にして、Flextivityのプロファイルを許可しなければなりません。

フルディスクアクセスを手動で有効にする

システム環境設定でFlextivityプロファイルを許可する

フルディスクアクセスについて

macOS 10.14(Mojave)から、Flextivityがお使いのメールやメッセージ、Safariのファイル、その他のユーザデータにアクセスするためにはフルディスクアクセスが必要となりました。

フルディスクアクセスは、保護されたユーザファイルに特定のアプリケーションがアクセスする際に必要とされるmacOS Mojaveの新しいセキュリティ機能です。以前のmacOSでは、アプリケーションがインストールされるとすべてのアプリケーションに対して自動的にこの許可が出されていましたが、この新しいセキュリティ機能によって許可されたアプリケーションだけが該当ファイルにアクセスできるようになりました。そのため、ユーザが特定のアプリケーションに対してフルディスクアクセスを許可しなければ、そのアプリケーションはMac上のデータの一部にアクセスができません。つまり、マルウェアを対象にスキャンを行ったり、コンテンツをフィルタリングするといった特別な処理を行うアプリケーションにとっては、フルディスクアクセスが必須となります。

フルディスクアクセスを手動で有効にする

下図のようにシステム環境設定でセキュリティとプライバシー画面を開き、プライバシーをクリックして左の列でフルディスクアクセスを選択してください:

flxfdajp01.jpg

左下の 🔒 (カギ)アイコンをクリックし、システムの管理者パスワードを入力してロックを解除したら'+' ボタンをクリックしてキーボードで'command+shift+G'キーをクリックしてください:

flexfdajp02.png

次のファイルパスをコピーして「フォルダへ移動」ウインドウへペーストしたら、移動をクリックしてください:

/ライブラリ/Intego/Intego Antivirus.app
/ライブラリ/Intego/localui.bundle/Contents/MacOS/Flextivity Antivirus.app

ちなみに、下図がペーストした直後の状態です:

flexfdajp03.png

これでFlextivityアプリケーションが自動で選択されたウインドウが開きます。開くをクリックするとアプリケーションがフルディスクアクセスのリストに追加されます。上記の全てのファイルパスからアプリケーションを追加すると、フルディスクアクセスの画面は下図のような状態になります:

flexfdajp04.jpg

システム環境設定でFlextivityのプロファイルを許可する

Flextivity.pkgファイルをインストールし、前出の手順でフルディスクアクセスを許可したら、必ずシステム環境設定 > プロファイルを開いてプロファイルを承認してください:

flexprofilejp01.jpg

flexprofilejp02.jpg

こうして承認すると、Flextivityの全ての機能が利用可能になります。

 

 

JAMFのようなMDMソリューションを使っているか、DEPを有効にしている場合は、次のカスタムインストールに関するページを参照してください:

MDMソリューションを使うIT管理者向けのカスタムインストール

この記事は役に立ちましたか?
3人中2人がこの記事が役に立ったと言っています
他にご質問がございましたら、リクエストを送信してください

0 コメント

記事コメントは受け付けていません。